土曜出勤。

8時に携帯アラーム。
起きられずに9時過ぎまで布団の中。
久しぶりに晴れており、朝食前に反射的に洗濯機を回してしまう。
当然これを干し終わるまでは出勤できない。
元々臨時の出勤で、出勤時間は定められていないし、まぁいっか。

土曜出勤自体はさほど苦ではない独り者。
これが平日だって、誰かが部屋で俺の帰宅を待っててくれているわけでもないので(何かと従順な「二次元嫁」の、唯一の欠点でもある)。
しかし。
電車、予想外に混んでる。
平日朝ラッシュよりは空いているだろうと高をくくっていたわけだが、これはもうてっきり、東京五輪が無予告開催されちゃったかと思うくらい。
これ、東京五輪関係なくない?
無観客にしようがしまいがどっちにしても、ここまで緩み切ってたら感染拡大は止まらないよ。

久しぶりの晴れ空の下、高架線上を快調に飛ばしていく電車は気持ちよくて、現実逃避的に、今日仕事を終えたら寄り道したい場所をいくつもイメージしていた。
いやいや、今日は土曜日だからお気に入りのラジオ番組が始まる前には、何としても帰宅するのだ。

途中駅から、制服女子高生の一団。こんな昼前の早い時間帯で、帰宅移動、時差授業か部活でもあったのだろうか。
数人のメガネ姿を見るに、この中のひとりぐらいは数年後には「コツ骨サマ」のような面倒くさいオバさんになっちゃうんだろうか、と思う。もしかしてミニラのようなババァになるヤツも…みんな、今はこんなにカワイイのに(笑)。
f:id:oku_anijin0406:20210712212714j:plain

コンビニで昼食を仕入れてから、旧社屋側に乗り込む12時丁度。
都合によりこちらのパソコンでしかできない作業なので、持参したブルートゥーススピーカでお気に入りの音楽を鳴らしながら単身、引きこもり作業。今日は涼し気に、パット・メセニーからスタート。
昨年散々苦労させられた作業であり、ひとつひとつを完成まで一気に追い込むのではなく、同じ内容の作業を並行で進めていくことにして、独自の行程表を事前作成しておいた。「スパイラル状」に進行するイメージ。
次段階の作業を進めながら都度前段階の漏れがないか再確認することになり、また残る段取り量を「見える化」できたことも実は「瓢箪から駒」。ゴールが見えているマラソン、恐るるに足らずだ。
流れに乗って、4つを一気に仕上げることができた。
ここまで俺独自のノウハウなので、去年途中でぶん投げやがったコツ骨サマが来年になって出しゃばってきても、悪いがここまで懇切丁寧に教えてやる義理は一切ない。

結局、帰りの「寄り道」は会社近くの巨大書店に留めた。
週末、繁華街を出歩くのは自殺行為だ。
俺は目的なく書店を訪ねることはないのだが、昨日短い昼休みの間に探し損ねた本は、やっぱりなかったようだ。
書店棚の回転が早すぎて、「雨後の竹の子」のように押し寄せる新作にあっという間に追いやられてしまい、後年名作と呼ばれるものですら、いわゆる新刊発売期間が終わるとすぐに棚から姿を消してしまう。
発売と同時に、「一刻も早くお買い求めを」ということらしい。
これ、作者と書店、そして本好き読者のそれぞれにとって、本当に幸福なシステムなのだろうか(却って業界全体がやせ細ってやしないか)。
折しも出版社の営業担当者と店長と思しき男性ふたりが、別の書棚の前でときおり陳列状況をスマホで撮ったりして、あーでもないこーでもない、と情報交換をしていたようだが。

そのうちラジオ番組の放送開始時間が迫ってきたので、ここから先は脇目もふらずに帰宅。
途中、JRの乗換駅構内にあるコンビニが6日から、シャッターを降ろしたままになっている。
「スタッフから感染者が出たため」無期限休業という小さな貼り紙。
そのシャッター前には夕方にもなるとこれ幸いと、待ち合わせの若い男女がスマホに目を落しながら人待ち顔でずらりと並んでいる。これからどこかに飲みにでも繰り出すのだろう。
最寄り駅まで戻ると、商店街にあるラーメン屋には、「家族が病気のため、休業」との貼り紙があった。ちょっと心配だったが、その2日後に通常営業に戻ったようだ。
そうしてうっかり通ってしまった商店街の、あの小学生たちのコロナ感染対策啓蒙ポスターは一夜にして(恐らくオッサンの作った)下手くそな、センスのかけらも感じられないパソ画に貼り換えられていた。
f:id:oku_anijin0406:20210712213107j:plain
結局、これをやりたかっただけじゃん。戦時下だかナチスプロパガンダだか知らないが。
しかもなぜか命令口調なのは、元厚労省の方ですか?
若者のちょっと羽目を外した外出に渋い顔をしている年長者たちって、自らはこの間も自家用車で観光に出かけまくってて、自宅近くに大きな道路が通ると知るとムキになって反対したりするからなぁ。

因みに
今日の東京都の新規感染者数は、950人(千葉県204人)デシタ。
そろそろ東京五輪期間中(長期休み)の有意義な過ごし方について、いろいろ楽しく妄想し始めてみようか。

寝起き。

朝から隣室の学生がベランダで何やらハンドガンを使っているようなモーターの音で、目が覚める。
カノジョが来るので掃除でもしてるのかと思ったら一気に憂鬱になり、頭が冴えてしまった。
もしかすると掃除ではなく、(プラモデルか何かへの)吹き付け塗装だったかも知れない。その割にはシンナー臭はしなかったが。
昨日*1各戸にチラシが入っていた通り、空き室のリニューアル工事が始まったようで、ほどなく全館に、木造の壁を叩き折る爆音。

そんな俺はいつもの非生産的な、週末の一日。
台風5号は東にコースが逸れて、上陸の恐れなし。
午前中は日が差す時間帯もあって、布団を干そうかとも思ったが、洗濯だけに留めておいた。
ただ、明日からは大雨の予報。そんな中を買い物で外出したくないので、今日のうちに3日分の食材の仕入れを終えてしまうことにする。

その前に。午前の診療時間中に内科に顔を出す。今日は採血検査だけ。
それでも30分ほどかかってしまい、朝食抜きで来ているので腹が減…あれ? ついに無気力から空腹感も感じなくなってきたか。
ともあれ採血(再)検査も終わったし、晴れて缶ビールを買いに、と自身を鼓舞してみるも、これまでのようには今ひとつ気持ち乗り切れない。
明日にもこの世からいなくなっていたい、と思っている人間に、そうそう楽しいとか嬉しいとかいう感情が湧いてくるようなことはない、ということか。

物事は全て、俺の居る次元と異なる場所で起こって、粛々と進行していく。
それでも勇気を奮って手を挙げてみれば、無理なりにまともに向き合って(返事を)もらえたであろう年齢はとっくに過ぎた。
今や「舞台袖」でもなく唯の「観客のひとり」なポジション。
それももう長い事、見たくもない「芝居」ばかりをみせられ続けてきたもんだ。何人の男女が目の前でくっついていったかわからん。
まだしもオッサンが若者に訴求力を持てるのは、稼ぎはともかく、「先達」としてこの社会の中に確固たる居場所や地位を確保している、という安定感なのだと勝手に思っているのだが、今の俺はこれすらあやふやで、いつ足元から消滅するかもわからない。
たった今、何らかの理由で俺がこの世から消えても、プライベートはもちろん仕事関係であっても、俺の存在自体が忘れ去られるのに、恐らく三日とかからないだろう。
こんなに長い時間を生きてきて、何の成果も功績も、爪痕すら残せてなんかいないのだ。
別に「功成り名を遂げたい」、などといった大層な話ではない。
こんなことならアトピーだって今さら、治らなくてもよかったのに。
さぁこれからは体調の心配なく「自分の人生に希望を持て」といわれても余命の方が少ないし、将来生命維持装置に繋がれた状態で生き延びた期間を「余命」に算入されたって本人にとっては全く意味がない。
…どうやら今日は、寝起きがとことん悪かったようだ。

もしかして俺、すでに鬱なのでは?(何度目だよ)
辛うじて「ごはんが美味しくない」だけ、非該当。ごはんはおいしい。
もっとも疑い出せばきりはなく、味覚に明確な線引きができるかといえば怪しいもので、本人は「おいしい」と思っていてももしかしたら所詮、そう思い込もうとしているに過ぎないのかも知れない。
「医者に行け」とか言えるのは、医者に気軽に通えるだけの可処分所得がある人の話。
3食食べることと、雨風をしのぐ睡眠のための家賃確保の方が、俺にとっては優先事項なのよ。
結果、自分の心身がどんなにポンコツになってしまったとしても。
どこか壊れたまま、死んだようにただただ生きながらえていたとしても。
それが憲法で保障されているはずの、「最低限度の健康で文化的な生活」、この国のレベル。
そんな状況である日発作的に「飛び込んじゃった」ら、単なる自然淘汰、自己責任、そして交通情報へのデビュー…。

自粛生活にも、段々嫌気がさしてきている。
もちろん俺だけではないらしく、今日も近所の飲み屋が駐車場に勝手にこさえてしまった「オープンテラス」では、何組もの男女のグループが酔って大声を上げていたし、「不要不急」といったって会いたいヤツには何の躊躇もなく会いに行っちゃってるヤツはいるし、飲みたいヤツらは普段通りにこうして飲んでる。
東京五輪もなし崩し開催が決まったようだし。
俺としてもバカバカしくって、こうやってひとり我慢をしている義理は何もない。
いっそ有給も、なけなしのカネすらも使い切って、パーッと遠出の観光旅行にでも出かけちゃうか久しぶりに。
そもそも五輪競技全般に一片の興味関心もないのにこの時期、感染を恐れながら東京(近郊)で暮らしてるとか、理屈に合わない。
テレビ・ラジオを含めて観戦するつもりは全くない。

実はもう始まっている感染「第五波」。
いよいよδ株(インド変異種)が来るぜ、覚悟はいいかぃ?
三密どころか「一密」でも感染する
ノーマスクの無症状感染者とすれ違っただけでも感染例があるスゴいヤツだ
なんだかワクワクしないか?

あぁ、そうそう。
太宰は生前いつも女性を侍らせていたというから、俺にとっては「敵側」の人間だ(笑)。

*1:また昨日の今日だよ!

見ようとしないと、見えない。

そういうわけで昨年8月から、コロナ自粛の退屈もあって急遽思い立ってTwitterを始めたわけだが、お陰様で色々と新鮮な経験もさせてもらい、共通のラジオ番組聴取を通じて知り合いもそれなりに(あくまでも俺なりのペースで)増えてきた。
知り合いを増やす、という点において、人見知りな俺にとっては少なくとも「SNSだから(仮想空間だから)簡単・気軽」などということは決してなく、その困難さは実はリアル界とあまり変わりはなかったのだが、そんな話は機会があればまた今度。
f:id:oku_anijin0406:20210712203856j:plain

続きを読む

メガネ。

仕事休みの日の昼食に惣菜パンを買いに行っている近所のスーパー内のベーカリー(まだ通ってました)。
そこの看板娘さん、お見掛けしたところここ数日、メガネをかけていない。
これまで何度も我が身に起こった、というか我が身と無関係に繰り返し起こっていたことではあるが、これはつまり、メガネを壊した、失くした、以外の理由として考えられるのは、少なくとも「意識するオトコができた」、ということだろう。
うん、もう何度も他人事として経験してきてるから、理由としてはこれが一番、腑に落ち。
実は「メガネっ子好き」という男性は少なからずいて、メガネだからって決して「減点対象」にはならないのだが、男女の意識の壁。
やはり素顔で「勝負」したい、というのがオンナ心、なのだろうか。
というかどう考えても俺はこの度も例外なく「描き割り」な役回りらしいので。
今後その辺の見極めができるような決定的事実が見受けられたなら、昼食は他店で買うことになるだろう。

…オトコって(俺って)バカだ。
f:id:oku_anijin0406:20210712203356j:plain

続きを読む

加齢。

この街の、日頃買い物に行く大手スーパーマーケットでは、レジ係は若い女性を中心とした制服姿。商品価格は他店同等で、何という特徴もなく、物によっては「ついで買い」を期待してかやや高め。
もう一軒、コンビニより一回り大きいくらいのガレージマーケットは価格が安いので、給料日前を中心にお世話になっている。レジ担当は腰の低いオバサンたちで、パートというにはプロ意識が高めな方々で、好ましい。
いいトシして未婚の俺(多分無関係)としては、スーパーの若い女性スタッフについつい目が行ってしまうわけだが、そんな俺はというと、傍目から見ればどんなに痩身と清潔感を維持しようとも、ガレージマーケットのオバサンの横に「ご主人ですか?」とか言われて立っている方がむしろ自然なんだよな。
ふとそこまで思い至ってから、(申し訳ないが)かなりゾッとしてしまった。
いつかはこの事実をちゃんと受け止められる日が来るのだろうか、俺にも。

f:id:oku_anijin0406:20210614111802j:plain
探せばあるもんです、近所にも。
続きを読む